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2020.11.16

宇宙旅行

ハロウィーンがこのコロナであまり目立たず終わり、そろそろ師走になるこの11月、皆様如何お過ごしでしょうか?
 秋も過ぎ、冬になると風邪が流行ります。ただ、マスクや手洗いの習慣が当たり前になって今年は例年よりも風邪の患者さんも少ないと思います。コロナ感染症が世界中で猛威を振るい、第2波3波襲来と騒がれておりますが、日本に限ってはむしろ例年より穏やかに感じてしまいます。もちろん油断禁物ですが、必要以上に煽られ怯えるのも如何なものかと思います。
 さて、本日11月16日、野口聡一さんが、民間ロケットに搭乗し無事打ち上げ成功しました。今後宇宙ステーションに半年間実験のため滞在するようです。通常ロケットは、宇宙船とそれを宇宙空間に打ち上げるロケット部で構成されます。今回搭乗した「クルードラゴン」は宇宙船部分で、ロケットが「ファルコン9」です。今回注目すべきは、宇宙船というよりも「ファルコン9」が革新的で、なんと再利用できるロケットです。しかも打ち上げたあと、再び地球上に戻り垂直着陸します。動画でも簡単に見られますが、ロケットが垂直に降りてくる様はまるで動画を巻き戻しで見ているようです。まるでSFの世界です。再利用できるため、そのため3割ほどの費用を抑えることができるようです。民間企業が競争すれば、さらなるコストダウンと技術革新が期待できそうです。今後2023年には、ZOZOTOWNの前沢前社長が民間人として月旅行する予定で、今後民間企業による宇宙旅行も夢ではない?時代になるでしょう。ただし、やはり費用やチャンスを考えると、一般人として自分が生きているうちは難しいかと、少し寂しく感じます。
 先日、冬になる前に日本でも有数の天体観測できる場所、「美ヶ原高原」に行ってまいりました。氷点下のなか、澄んだ空気で夜空を見上げると、星々が素晴らしくきれいに輝いておりました。写真は地平線近くのオリオン座を素人っぽく撮影したものですが、地球の隣の惑星、火星もすごく明るく見えました。人類が火星に降り立つ日が来るのももう少しです。

2020.10.27

アニメは最強のエンターテイメント?

すっかり朝晩は冷え込み、猛暑が懐かしくなってきました。そろそろ秋が過ぎ、冬が到来と言ったところでしょうか。  今回のお題はアニメです。そうです。今世間は「鬼滅の刃」で盛り上がっております。こう書くと、私もアニメ好きと思われますが、アニメは中学生以降あまりみていないので、ドラゴンボールやワンピースの内容は全く知りません。金曜ロードショーで良く放映されておりますがジブリ映画の「ナウシカ」、「ポニョ」など何の名称なのか、場所なのか生き物なのかも分かっておりません。たまにスタッフでアニメについての話題が出ますが、恥ずかしくて知ったかぶりをしております。息子も中学生になり、そろそろアニメは卒業かと思いきや、毎日「鬼滅の刃」の単行本を何回も読みあさっております。そのパワーを勉学に活かせればと思うのですが、子供はそんなものです。私も親の気持ちが本当にわかってきました。  それにしても人気相当で、興行収入の記録を塗り替える勢いのようです。ちなみに実写を含めた興行収入1位は「千と千尋の神隠し」です。これもアニメの名作ですが、今回の映画はコロナ禍で映画館に足を運ぶこと自体が少なくなった中の記録なので、本当に凄いことです。 私も映画自体は好きで、年数回かはビデオでは無く映画館に足を運んでいましたが、最近は余り興味をかきたてられる作品がないので物足りなく感じておりました。ますます実写の迫力のある大作は撮影するのが難しそうで、やはりこれからはアニメやCG中心になるのでしょうか。ちなみに私の一番好きな映画は、「野生の証明」で薬師丸ひろ子さんが大好きでした。 写真は仙石原のススキの原です。週末で凄い人の列でした。
2020.10.10

死を考える

本日土曜日は週末ですが、台風14号の影響であいにくの大雨です。また、北風が吹くため非常に寒くてエアコンも暖房モードにしております。気温差が大きく、身体にもこたえます。  さて、今回は前回のうんちに引き続き、ブログにしてはドキッとするテーマですが、ご容赦ください。 先日9月25日に父が天国に旅立ちました。長く大腸癌の闘病をしており、ある程度死期は予想できたのでそれほどショックではありませんでした。今まで多くの癌患者さんを診療していると、手術含め最善の治療を尽くしても救えない命があり、人の死に接することは珍しくありませんでした。もちろんその都度悲しさと無力感を感じます。外科医になって自分で手術した患者さんが初めてお亡くなりになった時のことをいまだに夢にみます。朝起きると夢だか現実かわからないほどリアルで、寝起きに涙がでて止まらないこともあります。今更と言われるのが恥ずかしくて家族には言えませんし、今回お話するのは初めてです。  職業柄、だいたいあとどのくらいで患者さんがお亡くなりになるかはわかります。父の死の直前まで、母が「お父さんは丈夫だからまだまだ大丈夫」と励まし続けておりましたが、だんだん弱くなって、食べることも容易ではなくなり、あと数日と告げてあげました。母も身内への連絡などができて良かったと言っておりました。もしかすると私が医者になって一番感謝されたかもしれません。  普段から人の死に接することが珍しくありませんので、父が息を引き取った後も正直あまり悲しい感情はありませんでした。外科担当になって初めて亡くなった患者さんの時の方が衝撃的でした。時間が経てば悲しい感情が湧くのかと思っておりましたが、なかなかそのような気持ちにはなれませんでした。金曜日に逝去し、翌日土曜日(1週間の中で一番忙しい日です)の診療を済ませなければいけないので、通夜告別式は1週間後になります。その1週間遺体を葬儀場で安置するわけですが、ほぼ毎日のように母に代わって仕事帰りに面会しておりましたが、やはり余り感情が湧きませんでした。もはやこのまま悲しい気持ちにはならないのだろうと、なんとも医者というのは嫌なものだと過ごしておりました。  無事、通夜告別式も終わり、荼毘に付されて遺骨が実家に帰ってきた後、遺影と私の幼少期の写真を眺めて、「お父さん」という呼び方で写真に話しかけたら、急に寂しい感情がこみあがってきました。生前は厳しく笑うことも無く、褒められたことも無かったので、成人になってからは「親父」と呼び続けてました。なぜ遺影に向かって「お父さん」と呼びかけたかはわかりませんが、自然と涙が溢れてきました。  普段人の死に触れることが多い医者でも、自分の身内の死に直面するのは一生に数回だと思います。死が当たり前のようになってしまって、少し鈍くなっていたのかもしれません。もちろんいちいち感情的になっていると身が持ちませんので仕方ないと思いますが、人としては如何なものかと。父親の死で、あらためて「死」というものはさみしいもので生きていることが凄く尊いものだと気づかせてもらえました。  現在10月10日、午後15時40分、台風の雨もひどくなっている中、医局でパソコンに向かっております。少しセンチメンタルになってしまいましたがご容赦ください。次回からは「まとも」なブログを上げたいと思います。
2020.09.26

便秘?下痢?

朝晩はだいぶ涼しくなってきました。

突然ですが、本日は便、「うんち」のお話をします。これからお食事される方、されたばかりの方は読むのを控えた方が良いかもしれません。

毎日明け方と仕事から帰宅した後に愛犬と散歩するのが日課となっております。涼しくなったおかげで近所に風鈴をつるしているところの前を通ると少し寂しく聞こえてきます。

我が家に愛犬が来て4ヶ月が経ちました。散歩もすっかり慣れて、最近では他の犬がマーキングしている電柱にもおしっこをするようになりました。当然うんちもするのですが、3回から4回するので、帰る頃にはお散歩バッグが一杯になります。夏、暑いときに散歩すると最初のうんちは非常にコチコチに硬く、うんちをするに順って軟らかくなり最後は下痢です。最近は最初からある程度軟らかく、回数も23回と少し減りました。人間と一緒です。

便秘で悩んで当院に受診する人も多いのですが、「便秘ではありません。軟らかくむしろ下痢です。スッキリしないのが悩みです」という患者様も珍しくありません。話を伺うと、まさに真夏日の私の愛犬と一緒の所見です。最初硬く、そのうち頻回に下痢が続く。これは下痢では無く便秘です。便が水分や運動不足で硬くなり栓になってしまうと、その栓がある程度の圧で排出された後は下痢になります。そのような方には「水分摂取をする」「運動をこまめに行う」「偏食にならない」「野菜の過剰摂取をしない」ことを勧めます。ただし便秘とはそれほど単純な話ではないのも事実です。一般に言う自律神経は内蔵の動きを支配する神経で、良く「自律神経失調症」などの病名が聞かれますが、ストレスや緊張、先入観などで内臓の神経が正しい働きをしないため内臓が正しく動かない症状のことなのです。この自律神経が厄介なのは「自律する神経」なので、頭で考え感じたことが反映されず勝手に働いてしまうところにあります。なので「便秘したくない」「早く便を出してスッキリしたい」など頭で考えてもそう簡単には腸は動かないのです。自律神経を正しく機能させるためにはやはりストレスや緊張というものを少しでもかけないことなのです。また大事なのは「排便をなるべく我慢しない」ということです。

やはり便秘は女性の方が圧倒的に多く、それは男性より便をする機会が限られているからではないでしょうか。私の愛犬も飼い主が散歩をサボるとこのような症状になってしまいます。是非、お通じは我慢せずに可能であれば「したくなったらする」ことを心がけてください。ただし、仕事や学校でなかなか自由にトイレができない環境であることも少なくありません。なので自宅などリラックスできる時間空間でのトイレの時間を作ってみてはいかがでしょうか。

2020.09.07

台風

 9月に入っても真夏日が続きます。暑いだけではなく、大気も不安定になってゲリラ豪雨が各地で発生しております。それに加えて台風が大型化しております。

先日日曜日で海に入っておりましたが、積乱雲が黙々と遠くの南の空にあったと思ったら、急に近くで発達して、雷雨となりました。局所的に発達したのか、すぐに止んで晴れ間が出てきました。よく見ると南の積乱雲はそのまま余り位置が変わってませんでした。少し恐怖に感じました。

 やはり地球温暖化は確実なんでしょうか。去年も大型台風が連続して上陸し大きな被害が出ました。今年もまだ台風10号ですのでこれからが不安です。

 世間は、自民党総裁選のニュースで溢れております。その影響で少しコロナ禍の情報の嵐が止んでいるようです。自民党総裁選は台風のような嵐はなさそうです。今後は本当の台風の備えを万全にしたいものです。

 今月でクリニック開院2年が経過しました。この2年は振り返る余裕がなく、ひたすら診療に明け暮れておりました。まだ2年しか経過しておりませんが、少し振り返る余裕も出てきたため、次回手術成績を中心にお伝えできればと思っております。

 写真は開院して直ぐに台風で倒された国道沿いの看板です。このときは「この先、大丈夫か?」と不安でいっぱいでしたが、なんとか診療できております。これも地域住民の方のおかげと思っております。これからも台風に負けないように、一所懸命貢献する所存です。

 

2020.08.22

天体ショー

暑い日が続きます。最近は「酷暑」と言われておりますが、実は35度以上の気温を「猛暑」と定義されており、酷暑は正式なものではないようで、マスコミがつけた造語のようです。酷暑の方がより暑さを感じるので、我々はまた、ワイドショーなどで煽られているようです。

 

さて、今回は天体観測についてお話ししようと思います。実は以前より宇宙に対して興味があり、学生の時からSF小説や映画をたくさんみております。小学生のときにみた「スターウォーズ」や「エイリアン」はその後もシリーズ化され、最近まで子供と一緒に楽しんで映画鑑賞しておりました。最近のお気に入りは「インターステラー」です。これは単なるSFでは無く、数学的な要素がふんだんに入っております。まさに空間時空を扱う映画で、子供やあまりSF好きでない方、数字が苦手な女性には少し難しいと思いますが、SF好きな方は是非ご鑑賞ください。

前置きが長くなりましたが、今年8月お盆の時期にペルセウス座流星群が観られました。非常に楽しみにしており、夕食を食べながら、「今日は流れ星が観られるから、お酒も控えめにして22時頃にみんなで観よう!」と張り切っておりました。夕方は雲が広がっており心配でしたが、夕食後犬の散歩をしながら夜空を見上げると、なんと雲が切れて星が見えるではないですか。あまりにもうれしくて、ろくに星空を観ずに一目散に帰り、興味なさそうな家内を外に連れ出し星空を見上げると、家内が「何か明るい点が流れているね。」と言うではないですか。焦って見上げても、自分には見えず、そんな時に「いくつも見えるよ」と隣で言われて余計焦りました。焦っていると向こうから雲が広がってきてあっという間に天体ショーは終了です。その後家内は就寝されました。なんとも悲しい夏休みでした。

 

写真は私の愛読書です。日ごとに観測できる星空がのっており、是非天体観測のお供にどうぞ。

2020.07.31

またコロナ。

前回梅雨による豪雨についての記事を書きましたが、まだ梅雨明けになっておりません。

8月に梅雨明けしたのは昭和26年以来3回目の様です。今回はただジメジメしているだけでは無く、コロナ騒ぎで気も滅入ってしまいなんともつらい年です。コロナ感染症が再び拡大しているとの報道もあり、藤沢市のPCR検査でも陽性者が目立ってきているようです。

 このブログでも5月以降、コロナ関連の記事は書かないようにしましたが、やはり医療者である限り正しい医療情報を発信しなければいけないと思われ、今回はコロナ関連についてアップします。

 730日のデータでは、国内の新規陽性者1242人、東京都では258人でした。やはり新規感染者はPCR検査件数の増加に比例し増えております。検査件数が増えているためだけでは無く、陽性率も上昇しているため陽性者が多くなっております。コロナ感染者数は確実に右肩上がりで上昇しております。

一方、重症患者数は国内90人(前日比+9人)、東京都では22人でした。死者数は1003人で前日比+3人でした。

冷静に検討すると、陽性者と比較して重症者死者数はそれほど上昇していないと言うことがいえます。理由はやはりマスクの着用や3密を控えたことが挙げられますが、病院に入院中の患者さんへの感染を防いでいることが一番では無いでしょうか?コロナ感染症が流行った当初、集団院内感染で持病のある高齢者が犠牲になることが目立ちましたが、現在はどの病院も感染対策をしっかりとしているため、集団で発生することが少なくなりました。また、ある程度高齢者や持病のある方への感染に気をつける「心遣い」がそうさせているのではと思います。

ワクチンの開発やPCR検査も大事ですが、今大切なのは重症化することを防ぐことです。どのような人が重症化するかを予想できる検査(血液検査など)を是非研究し開発していただきたいです。

私の周りにも自営業の方がたくさんいます。皆さん一生懸命に働く働き者ですが、仕事がないと不安になっています。日本のほとんどは中小企業で成り立っております。陽性者のみにスポットをあてて煽り報道を続けていけば、感染を拡げない代わりに生活が回りません(わたしもです)。


写真は昨年度の日本外科学会で発表されたノーベル医学賞の本庶先生の講演です。今年の学会は今のところすべてキャンセルになっております。早くこの騒ぎがおさまって欲しいものです。

 

2020.07.14

嫌なことばかり。

梅雨前線が活発で各地で豪雨による災害が続いております。

集中豪雨の災害があると今は「線状降水帯」という単語が頻繁に使われますが、ほんの10年位前まではゲリラ豪雨と言っていたような気がします。毎年何回もゲリラ豪雨が続くともはやゲリラでは無くなったのではと思ってしまいます。まだまだ夏は始まったばかりでこれで台風が多発するようになれば心配ですね。

 嫌なことばかり起きていると感じてしまいますが、本当に嫌なことばかりです。

以前もブログに載せましたが、腰痛が慢性的になり、色々工夫対策(受診していただくと気づかれるかもしれませんが、診察室の私の椅子が毎回のように変わります)をしておりますが、なかなか改善しません。長雨でなかなか運動ができないこともありますが原因は他に無いのか考えました。すると一つ絶対影響していることがありました。いままで腰痛の患者様に季節の変わり目や台風などの気温の変化や気圧の変化が腰痛や肩の痛みの原因にもなるとと説明してきましたが、まさにそれなのです。当クリニックは1日何回も季節が変わるのです。何のことやらと思われる方がほとんどだと思いますが、クリニックに定期的に受診される患者様であれば気づいている方もいらっしゃるかもしれません。当クリニックのエアコンの調子が非常に悪い!暑いと思ったら急激に冷却され、寒い!とうなるほど冷えます。一気に室温が34度下がります。とまたエアコンがストップし暑くなり、また暑くなると急激に冷えます。1時間に数回季節が変わると体がおかしくなります。昔学生だった頃は、女性が夏の暑い日にカーディガンを羽織っていたり、おじさんが股引をはいていたり、なぜこのくそ暑い日に?と不思議に思いましたが、今はわかります。実際冷えます。女子になったわけでもおじさんになったつもりもないのですが、何か羽織りたい感じです。

エアコンメーカー(長い間年齢と時代設定が昔のままの日曜日の人気アニメのスポンサーになっていた国産の一流メーカーです)になんとかならないか頼んでいるのですが、温度データをとってもらうと良く効くということ!と言うことになってしまいます。

温度データを見ると一見設定温度に近い室温になっておりますが、やはり±2度程度の決して小さくない変化が頻回にみられ、スタッフ全員困っております。

皆さんも今度クリニックに受診の際には肌で感じてみてください。スタッフの苦情では動かないメーカーも患者さんからの苦情があれば動いてくれるかも、と淡い期待をしております。

 写真は我が家の2代目ワンコです。爆睡で白目をむいております。毎晩なかなか眠れないで困っている私としてはうらやましい限りです。

2020.07.01

匂い?香り?臭い?

 いよいよ7月になりました。コロナ騒ぎであじさいの時期も見頃を過ぎてあっという間に下半期に突入です。

 さて、先日こんなことがありました。当クリニックには私を含めた外科の常勤2人に加え、聖路加病院や他、大病院からの非常勤の外科の先生にも来ていただき、手術のお手伝いをお願いしてます。当クリニックは自慢ではないのですが、先進的な大学病院以上の高度な内視鏡外科治療を行っており、非常勤の先生方にも勉強してもらっております。といっても、私の大学時代の後輩の先生で、こんなことを書くと、「めんどうくさい先輩だな!」なんて思われちゃうかもしれません。そんな先生方に少しでも気持ちよく働いてもらうため、お昼は豪勢なお食事、「ウーバーイーツ」や「出前館」に頼みます。このコロナ騒ぎで進歩したのは、このテイクアウトや出前などのメニューが豊富になったことではないでしょうか。色々な食事がネットで注文できてしまします。ただ、落とし穴もあります。以前であれば電話で「何が入ってますか?」「辛いですか?」「量はどんなもんですか?」など聞けるところ、ネットで注文ですのでそのような細かい質問などはできません。まあ、小さな画像だけで判断なので、自然に冒険できなくなってしまいます。私も慎重(臆病)な性格でして、余り冒険できません。とくに東南アジアの料理を頼むときは気をつけます。と言うのも私は嗅覚が犬並みに異常に鋭く、CTMRIなど画像診断が発達している今でも診断が難しい腹膜炎や腸が壊死している疾患でも患者さんからでる独特な臭いで診断ができ、他の外科の先生にも手術するべきかどうか困っているときに「嗅いで」と頼まれるほどでした。そんな私が東南アジアの香辛料がきつい料理を食べると相当ひどいことになります。その中で最近最も苦手とする臭いのきつい食材が「パクチー」です。中華なので油断をしておりました。よだれ鶏を頼んだのですが、まさかのパクチーが入っておりました。外勤の先生のなかで辛いものや香辛料がきつい料理が好きな先生がいてお願いして食べてもらいましたが、一日中不快でした。その先生は臭いのきつい「くさや」も好きなようでお中元に大量の好物を送りつけてあげようと思っております。

 同じものでも人によっては気に入る匂いが香りになったり、いやなものが臭いになったりします。それにしても初めてパクチーを食べたり、わざわざ「くさや」を加工したりした人は凄いなと思います。

 写真は我が家の庭に昨年植えたあじさいです。2017年に天国に逝った愛犬のお墓の傍らに植えました。今年は花が小さいですが可愛く咲いておりました。

2020.06.10

腰痛対策

6月になり、真夏日どころか猛暑になる日も出てきました。いよいよ梅雨入りなのでしょうか。  前回、私の腰痛対策グッズを紹介いたしましたが、その後の使用感想です。結論から言いますと、「非常に良い」です。パーフェクトに良いとまではいきませんが、効果的です。まず、腰痛や肩こりの原因になる、背骨の直線化がS字カーブに矯正されるようです。使用してから約2週間で激しい坐骨神経痛は少し良くなっております。ただしダメなところもあります。おしりにあたるクッションが硬く、正しく座るとちょうどおしりの穴の部分にクッションがあたり、痛くなってしまいます。  先日、息子の勉強部屋にエアコンをつけるため、量販店に行った際に、健康グッズコーナーが有り、このクッションも置いておりました。結構な数のお客さんが色々試しておりましたが、なかにこんなご夫婦がいらっしゃいました。「これ良さそうだな、ただ、少しおしりの部分が堅いかな?」とお父さん、すかさず「あんた、痔があるから無理よ!」とお母さん。そのまま背中を丸めて寂しくお父さんがお母さんの美容器具コーナーに連れ去られる様を見て少し恐怖に感じました。。。何ともいえない日曜日でした。
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