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2020.05.11

スーパームーン 

5月も半ばになってきました。気がつくと季節はすでに初夏になっていました。最高気温も30度近くになり、初夏というよりは夏本番のようです。 今はコロナ騒ぎでなかなか運動もできず、仕事帰りに少し歩くことにしています。ただ、町中を歩いていると、帰る頃には飲食店の灯りも消えて寂しい限りです。この騒ぎで無ければ、灯りに集まる虫のごとく、飲み屋に吸い込まれるはずでしたが。 ただ、5月8日に海岸を歩いていたら、ものすごく大きい満月(厳密には満月から1日過ぎておりました)が海に浮かんでおり、思わず道路から砂浜まで降りてみとれておりました。これはもしかしてスーパームーンというやつでは、と感動しておりましたが、そもそもスーパームーンとは何、とちょっと調べてみました。簡単に言えば、地球と月の距離が短く月が大きく見えることを言うそうです。一番小さい時と比べて30%程大きく見えるそうです。しかしそのときの私には倍以上あるように見えており、ちょっとがっかりです。さらに地平線近くの月は大きく見えるのは、他のビルや山などと比較されるときに見られる錯覚のようで、実際は変わらないようです。 人間は錯覚で大げさに言ったり聞こえたりする生き物だとあらためて痛感しました。錯覚で物事を判断することが多い時代ですので、正しい定規で世の中を見たいものです。ただ、錯覚が無ければ万葉集や文学、芸術は無かっただろうし、難しいところです。