本日の日本経済新聞にこのような記事が載ってました。今般、癌のオーダーメイド治療という言葉が盛んに使われておりますが、やはりそこには自費治療というハードルがありました。今までは癌というと特別な疾患というイメージがありましたが、2人に1人が罹患する病気ですので珍しくありません。このような個々に対してのオーダーメイドな治療を受けるにはやはり癌のゲノム解析(遺伝子情報解析)が必要です。今までは莫大な費用がかかりましたが、今後は診断に関しては保健医療が適応になるとのことです。また、こうすることによって治療で自費診療となっても、混合医療が認められますから、診断に関しては保険がききます。まだまだ負担は大きいですが、ハードルは下げられます。今後の法改正に期待しましょう。
2019.01.15