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2021.02.20

花粉症

 2月になり、暖かい日が続きますが暖かい天気が続きますが、皆様如何お過ごしでしょうか?きっと多くの人は、1年の中で一番良い季節と感じているのではないでしょうか?ただ、一部の人はそうでもないのです。そうです、花粉の季節なのです。今年は、昨年に比べ2倍程度の花粉飛散量になるようです。それを聞いただけでも滅入ります。私もこの時期からスギ花粉症が始まり、5月の連休までヒノキ花粉症が続きます。花粉症になると、くしゃみ鼻水鼻つまりや目が痒くなり涙目になり、それはもう悲惨なことになります。

 初めて花粉症が報告されたのは1964年のことのようです。それ以降、年々報告例が増えて、高度成長での大気汚染も伴い爆発的に増えました。それまではスギ自体が無かったのかというとそうではなく、第2次世界大戦時に森林伐採が進み、戦後スギの需要があり植林が盛んに行われるようになりました。その後、海外からの木材輸入で国産スギの需要が低下し、林業の衰退とともに、間伐せず荒れ放題になります。そのスギが一斉に開花し何十年も経過した今では、どうにもならない状態になったのではと考えられています。

 それではなぜ、花粉症になる人とならない人がいるのでしょうか?花粉症の多くの方はこの不公平を常に感じているのではないでしょうか?花粉症でない人に「大変ね」や「気の毒に、可哀想に」と言われているとのはまだ良いです。コロナ流行の時期には「迷惑!」とあからさまに嫌がれます。本当に不公平です。花粉症とは花粉に対しての「抗体」という本来身を守るために出来る物質が過剰に産生され、さらにその抗体が過剰に働いて炎症が起こる病気です。要するに抗体が過剰に出来てしまい過敏になる人が花粉症になります。抗体が過剰に産生するかどうかは遺伝や環境で決まりますが、防ぎようがありません(涙)。

  

 過剰反応は何も花粉症に限ったことではありません。先日も東京オリンピック組織委員会の会長が、女性差別と思われる言動のため辞任されました。私も女性差別は絶対に反対ですし、抗う気も毛頭ございません。ただ、少し過剰に反応しすぎでは?とも思えます。今一番大切なのは、どう安全にオリンピックを遂行できるかが大事なわけで、焦点があまりにもかけ離れていると感じるのは私だけでしょうか?

 

 花粉症を癒やすのは、愛犬しか今のところありません。