ハロウィーンがこのコロナであまり目立たず終わり、そろそろ師走になるこの11月、皆様如何お過ごしでしょうか?
秋も過ぎ、冬になると風邪が流行ります。ただ、マスクや手洗いの習慣が当たり前になって今年は例年よりも風邪の患者さんも少ないと思います。コロナ感染症が世界中で猛威を振るい、第2波3波襲来と騒がれておりますが、日本に限ってはむしろ例年より穏やかに感じてしまいます。もちろん油断禁物ですが、必要以上に煽られ怯えるのも如何なものかと思います。
さて、本日11月16日、野口聡一さんが、民間ロケットに搭乗し無事打ち上げ成功しました。今後宇宙ステーションに半年間実験のため滞在するようです。通常ロケットは、宇宙船とそれを宇宙空間に打ち上げるロケット部で構成されます。今回搭乗した「クルードラゴン」は宇宙船部分で、ロケットが「ファルコン9」です。今回注目すべきは、宇宙船というよりも「ファルコン9」が革新的で、なんと再利用できるロケットです。しかも打ち上げたあと、再び地球上に戻り垂直着陸します。動画でも簡単に見られますが、ロケットが垂直に降りてくる様はまるで動画を巻き戻しで見ているようです。まるでSFの世界です。再利用できるため、そのため3割ほどの費用を抑えることができるようです。民間企業が競争すれば、さらなるコストダウンと技術革新が期待できそうです。今後2023年には、ZOZOTOWNの前沢前社長が民間人として月旅行する予定で、今後民間企業による宇宙旅行も夢ではない?時代になるでしょう。ただし、やはり費用やチャンスを考えると、一般人として自分が生きているうちは難しいかと、少し寂しく感じます。
先日、冬になる前に日本でも有数の天体観測できる場所、「美ヶ原高原」に行ってまいりました。氷点下のなか、澄んだ空気で夜空を見上げると、星々が素晴らしくきれいに輝いておりました。写真は地平線近くのオリオン座を素人っぽく撮影したものですが、地球の隣の惑星、火星もすごく明るく見えました。人類が火星に降り立つ日が来るのももう少しです。
2020.11.16